お好み焼き

お好み焼きのルーツ

生地に野菜や肉を順に乗っけて焼く方法が一般的な関西風と違い、関東のお好み焼きは具材を先に混ぜ合わせておいたものを焼いて食べます。そのため、見た目ももんじゃ焼きと似たようなものに思われますが、その味や見た目は違います。

お好み焼きのルーツは戦国時代です。千利休が食べていた麩の焼きという茶菓子が元なのです。そして戦後、飢餓の時代にキャベツでかさ増しして主食にした現在のお好み焼きの形ができました。広島風も関東風もそのルーツは似たようなものです。その当時安かっただけでなくおいしくてボリュームがあるキャベツが戦後の日本の食を支えてきたのです。

もんじゃ焼き

もんじゃもお好み焼きも同じ粉物、水と薄力粉を混ぜ合わせた中に具を入れて焼きますが、水と小麦粉の量に違いがあり、そのためもんじゃ焼きは固まることがないのです。

戦国時代から伝わった茶道のためのお菓子が江戸時代後期には子供のおやつとして伝わり、水で溶いた小麦粉に砂糖を混ぜたもので鉄板の上に文字や絵の形に焼いて食べていました。文字焼きがなまってもんじゃ焼きとなったのです。お好み焼きは戦後からのものですから、もんじゃの方が歴史の古い食べ物です。

今ではどちらも食事として変化し、子供から大人まで人気のメニューとなっています。粉と水の分量の割合と焼き方の違いだけなのに、それぞれに違った味わいが楽しめます。もんじゃは食べたことがないという方も多いですが、一度食べ比べしてみるのもよいでしょう。